なんだか今月は大忙しで、東に西にと走り回っております。
まずは、この時期あちこちで行われるBack to School Night。 ※去年の様子はコチラです。→バック・トゥ・スクール・ナイト 例年は、早めの時間なので、子供も学校に連れていっちゃって、校庭で大勢の友達と遊んでいるのだけど、今年は、7時半から8時半までと遅い時間。 1年生とか3年生のクラスは、6時台からのスタートで早いんだけど、4、5年生はその後のスタートなのよねぇ。。。 そう!!なんと、うちの息子は、上級生になってしまったのであーーーる。 アメリカに来たときは、まだ幼稚園の年少さんだったのに、今や上級生ですとー!!?? 親の私がびっくり。(@。@) 日本の小学校ではまだまだ低学年の分類なんだけど、現地校は、アメリカで標準的なキンダー(幼稚園年長さん)クラスから5年生までなので、 息子はなんと上から2番目の学年なのですよ。下には、4学年もいるのだ。。。。 一番小さいキンダーの子を見てると、ちーっちゃくって幼くってかわいい。 うちの子もあんなんだったんだなーーー、あーーんなに小さかったんだ。。。と感慨にふけってしまう。 で、話しを戻すと、、、 お知らせの紙をよく読むと、「子供は連れてこないこと。」と書いてある。 えーー、どうしろって言うの? そして、よーく読むと「当日は希望者には、無料でチャイルドケアサービスが使えます。」 とありました。お、ラッキー♪ そこで、当日は、「知らない子ばっかりだったらイヤだーっ」と、渋る息子を無理やり連れて学校へ。 チャイルドケアの入り口で親友に出会い、コロッと態度が変わる息子。 一瞬で盛り上がってしまい、親にバイバイもせずにすっ飛んで行きおったぜぃ。 (親友くんもそっくり同じことを言っていたらしい。^^) で、私は、教室へ。 今年の先生は新人の女の先生。でも、もう何年も代理教員だったらしくって、もうベテランの風格。初日に持って帰ってきた自己紹介の紙では、ダンナ様とともにスコットランドの民族衣装キルトを着ていた。 息子の話では、楽しいけど、やることはやらないといけないクラスのようで、なかなかやり手の先生のよう。 親たちの一番の関心は、例年だったら毎日の宿題の量なのだけど、今日の親たちの関心は違う。 なんとこの先生は、新人なだけじゃなく、妊婦なのだ。 学期のど真ん中で産休をとるか、やめちゃうのだろうけど、大事な時期に先生がいないと困る。どの親も今いち表情が硬い。 例年なら、先生がずーーーっと、しゃべり続けるこの時間。(彼らは1時間くらい平気でしゃべる。) この先生は、いきなり、 「何か質問は、ありますか?」 と来た。むむむ、やるな。(^^; 親たちに緊張が走る。みんなで顔を見合わせてしまった。言葉はいらない。「誰が聞く??」だ。 一人のお父さんが聞いてくれた。 すると先生ニッコリ笑って、「そう、私は見たとおり妊娠してます。もう○ヶ月。」 とポッコリお腹を見せる。 「もう3人目の子で慣れてるから、産んだらすぐに学校に戻るわ。」 と、先生が言ったとたんに、親たちにすーーーっと安心感が広がるのが私にもわかった。 3週間だけ休んですぐに復帰するそうだ。 ちなみに、上のお子さんたちはもう大きくて、2人とも小学生だそう。(しかも同じ学校) しかしさ、日本人の私としては、「エー、たったそんだけで復帰できちゃうわけ?ホントに戻れるのー?」と思うんだけど、他の親はそれを聞いてすっかり安心しちゃった様子なのよ。 うーーーん、平気なもんなのか!? 確かに、こっちは無痛分娩で母親の体力消耗が少ないようだし、産まれてすぐの子をスーパーとか、上の子の送り迎えに連れ出してるよなぁ。子供を産んで数日というお母さんたちが元気なのよ。 日本だったら子供産むのってすっごい大変で、母たちはみんなボロボロのヨーレヨレだけどなぁ。 だから、もうすぐ出産ってわかってたら担任をはずしてたと思うんだけどなぁ。 無痛分娩がいいのか、体力があるのか、、、、??? 恐るべし、アメリカ。 その後は、先生は一切説明せず、クイズ形式で進む。 縦の列が「カリキュラム、宿題、、、」とかのカテゴリで、それぞれに「100、200、300」と書いたポケットの中から問題が出てきて、当てた親には、お菓子(Jolly Rancher)がもらえるのだ。 最初に配られた用紙にすべて書かれているので、早く読んじゃった親が答えていく。 問題は、こんな感じ。 「算数のテキストは何を使う?」「宿題の量は?」「社会で何を扱うか?」「読書力をつけるには?」などなど。。 正解した親が次のポケットを決めるのだ。 こりゃ、見慣れたクイズ番組だよねぇ。(^^) しかし、なんだかすごい盛り上がり。 みんなすっかりリラックスムードになっちゃった。先生やるなぁ。 (それにしても、早く英語が読める人がうらやましい。) そうそう、クラスのボランティアもここでサインナップする。 私は迷いに迷って、(だって一番英語を使わない、コピーとか用紙の係りがすでに埋まっていたのだもーん。ピンチ!(><)) 毎週ある予定のスペリングテスト(単語の綴りテスト)の採点係にした。 (日本の毎週ある漢字テストみたいなもんで、週の初めに単語リストを渡されて、金曜にテストするのだ。先生が問題の単語を読み上げて意味も言ったりするので、子供はその単語を書くの。) 仲良しママから、「一緒にArtの手伝いしようよ、助けてあげるわよ。」という、ありがたーいお言葉もあったけど、やはり経験上、めっちゃ苦労して疲れるのがわかってるので、遠慮することに。 なので、毎週金曜日は、子供たちの宿題がないかわりに、息子が私の宿題を持って帰ってくることになった。 息子を迎えに行く時には、校庭は真っ暗でぽつんとチャイルドケアの教室から漏れてくる明かり。 明るい教室の中、小さい子はほとんどいなくなっていて、大きい子達には、先生が本を読んでくれていた。見回すと、その大きい子たちの集団の中、たくさんのお友達とくっついて、息子は嬉しそうに座り込んでいた。 そうか、やっぱり大きい子のグループなんだということにちょっと驚き、 「お母さん早いよー、もう迎えに来たのー?」という息子に、ちょっと安堵した私でありました。 いつまでも小さくて頼りないと思っているのは、ハハだけなのだね。 2重の安心の日でありました。
by sevi_y
| 2006-09-19 03:29
| 学校・子供の日常
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